『賢者の弟子を名乗る賢者』の概要とあらすじ
『賢者の弟子を名乗る賢者(けんじゃのでしをなのるけんじゃ)』はGCノベルズより刊行されている著者・りゅうせんひろつぐ、イラスト・藤ちょこによるライトノベルです。
その『賢者の弟子を名乗る賢者』が監督・元永慶太郎、シリーズ構成・鴻野貴光、アニメーション制作・studio A-CATによってテレビアニメ化されることになりました。
元永慶太郎さんは『School Days』や『デート・ア・ライブ』シリーズなどの作品に携わり、鴻野貴光さんは『アブソリュート・デュオ』や『みなみけ ただいま』などの作品でもシリーズ構成を担当しています。
人気のVRMMO「アーク・アース オンライン」で、プレイヤーによって建国されたアルカイト王国の九賢者が一人「ダンブルフ」として遊んでいた主人公・咲森鑑。
ある日、目が覚めるとゲームが現実になってしまったことに気づく。
しかも、普段使っている老齢な男アバターではなく、女の子のアバターになっているうえに30年も経過していることが判明。
賢者の弟子「ミラ」と名乗り、変わってしまったゲームの謎を解き明かす冒険に出る、という物語です。
『賢者の弟子を名乗る賢者』の登場人物と声優
ミラ CV:大森日雅
九賢者の一人・ダンブルフの弟子を名乗る召喚術士で本名は咲森鑑(さきもり かがみ)。
見た目は少女だがずっと老人を演じて遊んでいたため喋り方が老人。
姿は変わってもステータスはそのまま。
声優は大森日雅さんで、代表作は『六畳間の侵略者!?』の虹野ゆりかや『邪神ちゃんドロップキック』の花園ゆりねです。
ソロモン CV:村瀬歩
アルカイト王国の国王で、ダンブルフと同じ「アーク・アース オンライン」プレイヤーの一人。
ダンブルフのことを凄く信頼しています。
声優は村瀬歩さんで、代表作は『ハイキュー!!』の日向翔陽や『あんさんぶるスターズ!』の姫宮桃李です。
ルミナリア CV:日向未南
「天災のルミナリア」の二つ名を持つ魔術士で九賢者の一人。
プレイヤーの一人でダンブルフとソロモンとは旧知の仲。
声優は日向未南さんで、代表作は『ハイキュー!!』のボッジです。
『賢者の弟子を名乗る賢者』のOP・ED
オープニングテーマ
エンディングテーマ
『賢者の弟子を名乗る賢者』の放送情報
放送局 | 放送日時 |
TOKYO MX | 2022年1月11日より毎週火曜日24:30~ |
MBS | 2022年1月11日より毎週火曜日27:00~ |
BS日テレ | 2022年1月11日より毎週火曜日24:30~ |
AT-X | 2022年1月15日より毎週土曜日23:30~ |
『賢者の弟子を名乗る賢者』の見逃し配信情報
『賢者の弟子を名乗る賢者』をリアルタイムで見れなかった、録画を忘れた、そもそも放送地域ではなかった…など、見逃してしまった人にオススメなのが動画配信サービスです。
下記のサイトでは『賢者の弟子を名乗る賢者』以外にもたくさんのアニメや映画が配信されています。
『賢者の弟子を名乗る賢者』の各話毎の感想・評価
※原作など未読の状態での正直な感想・評価になります。
第1話「わし、かわいい……」
召喚術士っていろんなゲームにいるけど、大体1体しか呼べないからあれくらい大量に呼べると面白いし本来の召喚術士らしくて良いよね。
アニメの後半はBGMだけで話が進んでいくなかなかに斬新な演出。
こんなに長い時間セリフなしで表現していくアニメはだいぶ珍しいですね。
サラッと流れたえっちぃシーンは良き。
VRのはずなのに嗅覚や味覚があったり、トイレをしたときの開放感があったりというのを絵だけでちゃんと分かるようになっててまぁ悪くないかなと思いきや、チラッとみたネット上の反応によると原作組含めかなり不評らしい…。
やっぱりアニメって事前の情報の有無でかなり評価が変わっちゃうのが難しいよね。
ところで現状でもVRChatみたいなVRサービスって存在するけど、ダンブルフみたいに言葉遣いまでロールプレイして楽しんでいる人って実際いるんでしょうか?
意識まで投影できるくらい技術が進歩するとそういった楽しみ方をするのも現実的になってくるのかなぁ。
第2話「わし、ウソついた……」
花畑があああああぁぁぁぁぁぁ!!!
あんなに守らなきゃって言ってたのにいいんですかあれは。
にしてもダークナイトは1体でもめちゃめちゃ強かった。
あれを1000体とか呼び出してるって化け物すぎる。さすが賢者。
マリアナさん、一見健気でいい話っぽいけど、よくよく考えると30年間掃除したりいない人の食事作ってるってだいぶヤバいですよね…NPCならいいですけど生きていて感情があるんですよね?
第3話「わし……こういうのに弱いんじゃよなぁ」
この作品の目的が見えてきましたね。
フレンドリストに名前があってログインしてるけど30年間行方不明、全員ではなさそうですけどまぁそういうことなんでしょう。
ヴァルキリー無双も始まり向かう所敵なしですが、今後まともに相対できる敵は現れるのでしょうか。
というかヴァルキリーはグールの臭いをどうしてたんですかね。
終始笑顔でしたがあの仮面の下では実は必死に耐えてたり…考えると結構シュール。
第4話「わし、もう限界!」
ミラちゃんトイレ近い!
でも実際これが普通ですよね。アニメとかゲームの世界だとこの辺りはあまり描写されることがないから、実際トイレってどうしてるのかなぁとはよく思います。
なんで洋館なのに和式なのかはよく分かりませんが。
遠距離攻撃職などは弱い近接戦を補うためのスキルを備えていることが多いですが、ミラもやはり持っていました。
しかも仙術とは組み合わせが変わってます。
すごかったけどいかんせん文字が読み辛かったですね。一時停止して読むしかない。
第5話「わし、再・誕!」
ヴァルキリー7人全員声優が戸松遥さんでしたね。
今までいろんなアニメで聴いてきたような声が聴けて何だかスゴイ。
ヴァルキリーの合体技は強かったけど、結局あの敵はなんで現れたんだろう。
そして山のように積み上げられたゾンビの死体は一体どう処理したのでしょうか。
最後のダンブルフが偉人化しているせいでローブが子ども用コスプレ衣装になっているというのは笑いました。
第6話「わし、着せ替えっ!」
- 精霊の姿は見えないけどニャン丸は見えるってことは抱えられてるとき浮いて見えてるのかな。
- なんだあのチートコピー用紙、欲しすぎるだろ。
- 拳法少女メイリンの髪型すごいな。一体どうやって作っているんだ。
- ケット・シー喋れるんかーい!プラカードでしかコミュニケーションとれないのかと。まんまと騙されてしまった。
個人的にミラの着せ替え衣装は2番目が好きです。
第7話「わし、最強!」
- 折り返し地点で今の状況を簡単にでも説明してくれるのはありがたいですね。
- あんなに強そうな召喚獣のラインナップで基礎の基礎なのか…上級の召喚獣は相当ヤバそう。
- カイロスとかいうやつ、貴族とはいえ教師に対してあの言動は終わってる。
- レティシャ、見た目だけで優勝です。
- 上位の術師になると無詠唱が当たり前、あとはどれだけの召喚獣を先読みして呼び出せるかで強さが変わるって感じなのかな。
ミラちゃんの強さが垣間見えたし身バレ展開もあって良い回でした。
第8話「わし、ダンブルフ」
- 私の知ってるサラマンダーと違う。可愛い。
- 同じ召喚獣でも種類の違いとか個体差があるのか。それは分かりやすく実力差が出ますね。
- ルービックキューブは商標だから名前は出せないけどあの形は出しても問題ないんですね。そしてヒナタ先生がルービックキューブを揃えられる理由が悲しい。
- ドラゴン、人間に変身できがち。
- 元は男でしかもおじいちゃんって分かってるのに一緒にお風呂入れるのはすごい。
ついにマリアナにミラの正体がダンブルフであると明かしましたね。
胸のつかえは取れたしマリアナのお風呂シーンは見れたし良かったですね。
第9話「わし、こういう展開嫌いではないのぅ」
- ミラちゃん常にノーブラってこと!?
- 召喚術師って使役する召喚獣が多ければある程度他の職業と同じことが出来るから強いんですよね。
- プレイヤーがモブキャラに転生することもあるのか。
- 緑陰紫翁之命の女の子の目が怖すぎ!
- 緑陰紫翁之命、変態かと思ったけどあっち的には真面目なんだろうな。でもヤバい。
力を持っているものが力を使わないのは良くないと思うけど、一方で力を使ってしまうと力を持たない者が強くなれない…難しいですが今回はサポートとして良い塩梅だったのでしょう。
第10話「わしっ、全裸っ!」
- ケット・シーは動物語翻訳できるしライトにもなるし便利。
- 葉っぱ頑丈すぎる。
- ネタがなかなかに古い。あのCM若い子知らなそう。ていうか今でもやっているのだろうか?
- 召喚獣の部分召喚、凄いけどどうやって敵の位置把握しているのか。
- 遠目でしっかり描写されてないとはいえミラちゃんの全裸が見えたり、下着をつけるシーンにやたら力が入ってたり、本当にけしからんアニメだ。
- 忍者簀巻きにされてて草。
すごくえちえちでけしからん一方で声優の演技が…
こうしてみると最近の新人声優は最初からレベルが高いなぁと思う。
第11話「わし……褒められてなくないか?」
- コロポックルの変化度合いが久しぶりにあった親戚の子供みたい。
- ミラちゃんとセロ団長のやり取りが完全にゲーマーで面白い。
- ライオンのキャンプファイヤーだ!
- 天魔族が最後に何か言ってたのが聞き取れなかった。
何やら今後の展開に大きく関わりそうなものが出てきましたね。
天魔族、そして謎の黒い門、気になりますねぇ。
第12話「わし、参上!」
- ルミナリア可愛いけど…うーむ複雑。
- 何故か変装してるアマラッテとクレオス、バレバレで笑う。
- ゴブリンの血は緑。
- ミラちゃん際限なく召喚できるの強すぎる。
- 双剣で盾役とはソロモンもなかなか変わってる。
突如現れた魔物の軍勢、超巨大モンスターとのレイドバトル、熱かった!
いくらでも強キャラを召喚できる上に本人も戦闘が馬鹿強い、ミラちゃんはまさに主人公にふさわしいですね。
評価
個人的評価:
TSF系の作品は正直あまり好みではないので敬遠していましたが、いざ見てみるとミラちゃんが可愛くてまぁ良かったなぁと。
話の展開やギャグ要素も面白くて悪くなかったと思いました。
一方でこのアニメはとにかく作画が惜しいと言わざるおえません。
予算の関係なのか時間の問題なのかは分かりませんが、最初から最後まで止め絵でひたすら誤魔化している印象。
まぁ作画崩壊するよりは全然マシなので、厳しい状況だからこその戦略なのだと思います。
まだまだ多くの謎を残したままですので、2期があればぜひ見たいアニメでした。
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