WordPressでは2018年にリリースされたバージョン5.0からGutenberg（グーテンベルク）という新しいエディターが使われるようになりました。
Gutenbergはブロックベースで記事を作成していくため視覚的かつ直感的な操作が可能になります。流行りの表現をするならノーコードといったところでしょうか。
新たにWordPressを使い始める人には入りやすい一方で、旧エディターに使い慣れている人からすると非常に扱いづらく不満の声が多くありました。
そこで登場するのがWordPressによる公式プラグインである「Classic Editor」になります。
この記事ではGutenbergエディターから旧エディターに戻すことができるプラグイン「Classic Editor」の使い方について解説します。
「Classic Editor」の使い方
WordPress管理画面の左側にあるメニューから「プラグイン」内の「新規プラグインを追加」をクリックし、右上のキーワード検索欄に「Classic Editor」と入力。プラグイン名の横にある「今すぐインストール」をクリックしてインストールした後に表示される「有効化」をクリックします。
あるいは「Classic Editor」のプラグインページにアクセスしてzipファイルをダウンロードし、「新規プラグインを追加」ページ上部の「プラグインのアップロード」をクリックすると表れるフォームから先ほどダウンロードしたzipファイルをアップロードすることでインストールできます。
特に設定は必要ありません。投稿編集ページを確認すると旧エディターに切り替わっています。
一応、管理画面左メニューの「設定」項目にある「投稿設定」内に「Classic Editor」に関する設定が追加されており、デフォルトで使うエディターをどちらにするかと、ユーザーにエディター切り替えの権限を与えるかの設定をすることができます。
「Classic Editor」はいつまで使えるのか？
旧エディターに慣れてしまっている人には非常に残念な話ですが、「Classic Editor」は一生使えるプラグインではありません。
WordPressとしては当然ながらGutenbergエディターに完全移行したいはずです。
実際、「Classic Editor」プラグインページには「少なくとも2024年まで、または必要なくなるまで」といずれサポートが終了することを名言しています。
「必要なくなるまで」が具体的にいつなのかは分かりませんが、この記事を執筆している時点でプラグインをインストールして利用しているWordPressが1千万を超えていることを考えると、当面はサポートを終了することは無いのではないかと個人的には思います。
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