近頃はパソコン以外にもPS4やNintendo Switchのようなゲーム機でも有線接続をする機会が増えてきました。
もちろんWi-Fiで無線接続をすれば簡単に済みますが、速度や安定性を考慮すればなるべく有線接続にしたいものです。
ただ、機器が増えればその数だけルーターから各機器へと接続するLANケーブルが必要になりますし、いずれポートの数も足りなくなってしまいます。
そこで登場するのが「スイッチングハブ」という機器です。
しかしこのスイッチングハブが原因でインターネット回線速度が遅い場合があるのです。
使っているスイッチングハブが古かった
私が使っていたスイッチングハブは非常に古いもので、型番からスペックを調べてみると100BASE-Tという規格のものでした。
これは理論値で100Mbpsの速度が出る旧世代の規格になっています。
昨今の回線業者は理論値1Gbps(1000Mbps)が普通で例えばNURO光なら2Gbpsということを考えるとかなり遅いことが分かります。
つまり自ら速度制限をかけたような状態でインターネットをやっているのです。
そこで、正常な速度で通信できるようにBUFFALOの「LSW6-GT-8NS」というスイッチングハブを購入しました。
BUFFALO LSW6-GT-8NSについて
- ポートが8個あるので不足して困らない
- 1000BASE-Tなので1Gbpsの高速回線で使える
- ファンレスで静か、それでいて金属筐体なので放熱性も問題なし
- 電源が本体内蔵なので電源ケーブルがスリム
- 本体がコンパクトで軽く場所も取らない(高さ29mm×幅173mm×奥行き86mm、重さ約370g)
- ホワイトとブラックの2色展開なので環境に合わせて好きな方を選べる
- 置いて使うのはもちろん、マグネットかネジによる壁掛けが可能
- 使用していない間は消費電力をカットする機能がついていて省エネ
- ループによるネットワーク障害を検知できる機能があり安心
- ジャンボフレーム対応
- お手頃な価格帯
個人的な決めてはジャンボフレームだったりします。
ジャンボフレーム対応のスイッチングハブとパソコンをつなげるとパソコン側のCPU負荷が軽減されるそうです。
BUFFALO LSW6-GT-8NSを開封してみた
こちらがBUFFALOのLSW6-GT-8NS。黒と白の2色ありますが私は黒を選びました。
中には本体と電源ケーブル、説明書のほかに金属に貼り付けられるようにするマグネットが入っています。
前面はこんな感じ。スリムでシンプルです。
上から見たところ。奥行きも短くてコンパクトです。
左からループ検知機能のオンオフスイッチ、電源ランプ、ループ検知ランプ、ポートランプになります。
背面のポートがこちら。これだけあれば困らなそうです。
実際に稼働しているところです。シンプルで分かりやすいですね。
インターネット回線速度を測ってみました
こちらがスイッチングハブ交換前のインターネット回線速度です。
100BASE-Tなので理論値通りの100Mbpsに近い速度になっていますね。
そしてこちらがスイッチングハブ交換後のインターネット回線速度。
ダウンロード速度が倍になっています。
我が家は高速なネット通信が売りの回線業者やプロバイダではない(むしろ遅いのに定評がある)ので、これくらいの速度が限界だと思います。
さいごに
速度が倍になったとはいえ、体感でも変化は正直ありません。
昔と比べたらデータ量がかなり増えてますがそれでも100Mbpsあったら十分ですからね。
まぁYouTubeで4K動画とか再生しようと思ったら数百Mbpsあったほうがいいんでしょうが、今はまだその必要はなさそうです。
とはいえあって困らないですし、セキュリティ的に古い機器は最新のものに変えた方がいいので、もし古いスイッチングハブを使っている人はこの機会に買い替えることをオススメします。
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