『新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち 2巻』の感想・レビュー
魔法を制御できるようにするため十文字家へ行くことになった十文字アリサ。
その後、国立魔法大学付属第一高校に入学して姉妹同然である遠上茉莉花と再開を果たすも、成績優秀ゆえに風紀委員会に勧誘されてしまう。
なんとか断ろうと画策するも…というのが前巻までのあらすじになります。
マジック・アーツ、ぜひアニメで見たい!
マジック・アーツはただの組み手ではなくその名の通り魔法を使うのですが、具体的にどんな魔法をどんな風に使っているのかが漫画表現だと分かりにくいのが惜しいところ。
映えそうなので是非ともアニメでみたいですね!
新たな風紀委員や部活連の人達
達也たちが在籍していたころの風紀委員や部活連、生徒会は間違いなくキセキの世代と言える実力者揃いでしたが、現部活連会頭の碓氷威満や風紀委員長の裏部亜季の実力は如何ほどのものなんでしょうか。
というかキグナスの乙女たちでは本編のようにしっかり実力を出すような魔法戦が繰り広げられる展開はあるのだろうか?
風紀委員は忙しい
風紀委員について迷うアリサに対し、新歓時期以外はそんなに忙しくないよ~とアドバイスする十文字勇人。
でも達也が風紀委員をやっていたときは新歓時期以外もだいぶ忙しそうにしていた印象が。
まぁあの時は常に何かしらの事件が起きていて多忙だったから仕方ないか。
クラウド・ボールのルール変更
七草先輩が九校戦でクラウド・ボールをしていたときは銃型のCADを使用していましたが、今作では思考型CAD+普通のラケットを使用していました。
九校戦の競技種目から外れた頃にルールも変更になったことが理由らしいけど、何故そんな競技そのものが変わってしまうようなルール変更をしたのかが謎です。
勝ち負けにこだわりがない、それもいいよね
勝負への執着が苦手というアリサ、いざクラウド・ボールをやってみると悔しさからか無意識に勝負にハマっていきます。
勝ち負けってたしかに重要ですが、精神的に疲れるのでこだわらないってのは良いと思うんですよ。
ただアリサの場合は勝敗以外の悔しさが無いと原動力にならないようなので、それはそれでコントロールが難しいし疲れるんでしょうね。
熱い!熱すぎる戦い!
遠上茉莉花 vs 北畑千香のマジック・アーツ対決、マジで熱い。
前戦以上に技あり躍動感ありで素晴らしい戦いだった…ちょっとヘルメットが邪魔だったけど。
『新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち 2巻』の評価
個人的評価:
正直、魔法科ファンとしては評価が難しいのがキグナスの乙女たち。
この作品は『魔法科高校の劣等生』本編とは全く別物として考えるのがいいかなぁと。
感想を書いているとき、同じ魔法がテーマかつ後継作に格闘技が出てくる『魔法少女リリカルなのはViVid』を思い出しました。
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