私はスーパーで売っているヨーグルトを買ってはヨーグルトメーカーで増やすということにハマっています。
新しい商品に挑戦してみたり、温度や時間を変えてみたりとまるで科学の実験のような感じになっているわけですが、そうしていると数回に一回ヨーグルトの自作に失敗することがあります。
正確に言うと、発酵させすぎて酸っぱくなってしまったり、そもそも発酵させるのが難しい乳酸菌だったりと、必ずしも上手く作れるとは限りません。
作るのに失敗したヨーグルト、思っている以上に美味しくないんですよね。かといって捨てるわけにもいきません。
そこで、失敗した自作ヨーグルトの状態別に美味しく食べるための対策を考えてみました。
ほぼ液体の場合
まずはほとんど発酵せずに液体状の場合です。
この状態のときはとろみがあって飲むヨーグルトみたいになってると思います。
美味しくない理由は、乳酸菌が牛乳に含まれている糖分を分解してしまうからです。
なので、砂糖や蜂蜜を混ぜるとだいぶマシになって飲めるようになります。
個人的にはメープルシロップを混ぜるのが好きです。
多少固まっているがホエイが多い場合
一番厄介なのがこの中途半端な状態のヨーグルト。
大体7割くらい半固形、残りはホエイと牛乳といった感じが多いと思います。
これがとにかく美味しくなく、砂糖などを混ぜても食べるのは難しいです。
ではどうやって処理するのか考えたところ、ギリシャヨーグルトにしてしまうという答えに辿り着きました。
ギリシャヨーグルトとは
遥か遠い昔にギリシャの遊牧民が羊やヤギのミルクを長期保存するために作るようになったとされるヨーグルト。
日本ではいつからか急に現れて話題になりましたね。
当時、あの濃厚さやハチミツをかけて食べることに衝撃を受けた人は多いのではないでしょうか。
調べてみて初めて知ったのですが、ギリシャヨーグルトは特に複雑な製法が必要なわけではなく、普通のヨーグルトから水分を抜いて濃度を上げればできるので、自宅でも簡単に作ることが可能だと分かりました。
ギリシャヨーグルトの作り方
必要なものは以下の4つです。
- ザル
- お皿
- キッチンペーパーまたはコーヒーフィルター
- サランラップ
まず、お皿の上にザルを置き、ザルにキッチンペーパーまたはコーヒーフィルターをセットします。
そして、キッチンペーパーまたはコーヒーフィルターの上にヨーグルトを入れてサランラップをかけるだけです。
実際にやってみたところ思いのほか量が多いのでザルにすればよかったと少し後悔しました。
こんな感じで長い時間をかけてホエイが下の容器に落ちて水分が抜けていきます。
あとは冷蔵庫(冷蔵庫に入らない場合は直射日光を避けた暑くない場所)に放置します。
放置する時間によってクリーム状や固形状に固さが変わるのでお好みでどうぞ。
道具を用意するのが面倒な場合は水切りヨーグルトを作れる専用の容器を買うのがオススメです。
ギリシャヨーグルトなので、食べるときはやはり蜂蜜かメープルシロップが良いです。
さいごに
今のところはこの2パターンの方法で失敗したヨーグルトを処理しています。
まさか自宅でギリシャヨーグルトが作れるとは思わなかったので、失敗から得られることもちゃんとあるということで良い勉強にもなりました。
もし他に失敗して美味しくないヨーグルトの良い処理方法があったら是非コメントください。
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