【無限増殖】ヨーグルトメーカーで自作!iMUSEヨーグルトの作り方

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みなさんは小岩井乳業から発売されている「iMUSE」というヨーグルトをご存知でしょうか?

プラズマ乳酸菌なるものが入っている比較的新しいヨーグルトなんですが、プラズマ乳酸菌の非常に高い可能性が話題になっています。

そこで、今回はヨーグルトメーカーを使ってiMUSEヨーグルトが作れるのか実際に検証して紹介していきます。

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iMUSEヨーグルトについて簡単におさらい

小岩井 プラズマ乳酸菌 iMUSE(イミューズ) 生乳ヨーグルト 100g×24個

「輝く人の乳酸菌」と題して小岩井乳業が販売しているヨーグルト。

含まれているプラズマ乳酸菌は人間の免疫にとても重要な「プラズマサイトイド樹状細胞」からきているそうです。

プラズマ乳酸菌は免疫細胞の司令塔となる細胞に直接影響することで、免疫全体を活性化してウイルスや細菌への感染に対しての防御を強化してくれます。

  • 肌バリア機能を高める効果

プラズマ乳酸菌摂取による肌の免疫力とバリア機能の増強効果を確認|2018年|ニュースリリース|キリン

  • 風邪、インフルエンザなどの症状・発症を低減する効果

<参考資料>「プラズマ乳酸菌」摂取によるかぜ症候群およびインフルエンザ様症状の軽減を大規模臨床試験にて確認|2014年|ニュースリリース|キリン

<参考資料>「プラズマ乳酸菌」摂取によるロタウイルス感染症状の緩和効果を確認|2014年|ニュースリリース|キリン

<参考資料>「プラズマ乳酸菌」のウイルスに対する免疫賦活メカニズムを解明|2014年|ニュースリリース|キリン

<参考資料>食品で世界初!「プラズマ乳酸菌」摂取により抗ウイルス物質の遺伝子発現量が増加することを確認|2015年|ニュースリリース|キリン

  • 寿命延長及び老化形質抑制効果

<参考資料>「プラズマ乳酸菌」長期摂取による寿命延長効果および老化形質抑制効果を確認|2014年|ニュースリリース|キリン

  • その他の効果

<参考資料>高温ストレスによるpDC活性低下とプラズマ乳酸菌による活性低下抑制効果を確認│2013年│ニュースリリース│キリン

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iMUSEヨーグルトを自作するために用意するもの

  • ヨーグルトメーカー

たくさんのメーカーから発売されていて値段も2000円~10000円と幅広いです。

機能としてあったほうがいいのは細かい温度調整と時間調整。

なぜかというと、乳酸菌によって発酵してくれる温度やかかる時間が違うからです。

私が使っているアイリスオーヤマのヨーグルトメーカー プレミアムは1度ごとの温度調整と1時間ごとの時間調整が可能で3000円弱で買えます。

牛乳パックごとセットできるため衛生的かつ後処理が楽で、スプーンや容器、牛乳パック用の蓋も付属しているのでこれさえ買っておけば間違いありません。

  • 牛乳

基本的には成分無調整牛乳を使います。

無脂乳固形分や乳脂肪分は気にしなくても普通に作れるので一番安い牛乳で構いません。

私は一度に大量に安く作るために1000mlの牛乳を買っていますが、500mlを使っても問題ないです。

ただしその場合は発酵時間が多少変わると思うので調整してみてください。

  • 飲むiMUSEヨーグルト

iMUSEヨーグルトには固形タイプとドリンクタイプがあるのですが、今回はドリンクタイプを使ってみます。

理由としては液体なので混ぜる必要がなく、牛乳パックに直接注ぐことで衛生的に作れるからです。

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iMUSEヨーグルトを作る手順

牛乳、ヨーグルトを常温に戻す

予め冷蔵庫から出しておき常温にしましょう。

冷えたままセットする場合はタイマーを少し長く設定した方がいいかもしれません。

牛乳パックに関しては短い時間なら電子レンジにそのまま入れて温めることもできるようです。

人によって意見が分かれていますが、ヨーグルトは電子レンジで温めると乳酸菌が死ぬ可能性が高いのでやめた方がいいです。

牛乳にヨーグルトを混ぜる

まず牛乳から100ml程度出します。(出した牛乳はご自由に。私は飲んじゃいます。)

次に牛乳パックの注ぎ口から飲むiMUSEヨーグルトを流し込みます。

付属のストローを使って入れようとすると、開けた穴とストローの隙間からヨーグルトが漏れるので蓋を開けて注いだ方がいいです。

入れた後は特にかき混ぜたりはしなくていいです。

むしろ、かき混ぜるのに使った物に付着した菌が入ってしまうのでやめましょう。

かき混ぜる場合は熱湯で殺菌しておいてください。

ヨーグルトメーカーにセットする

ヨーグルトメーカー付属、無い場合は別途用意した紙パック専用蓋やクリップで牛乳パックに蓋をしてセットします。

時間、温度を設定して起動する

自作ヨーグルトで一番重要なのが設定する時間と温度です。

iMUSEヨーグルトに含まれるプラズマ乳酸菌こと「Lactococcus lactis JCM5805」がいくつに設定すれば上手く発酵するのか特許公報を確認してみます。

再公表特許(A1)_乳酸菌を含むインターフェロン産生誘導剤

乳酸菌を添加し(菌種: Lc.lactis JCM5805 株)、32℃で16時間程度で発酵させた。pH4.6で発酵終了とし、10℃程度に冷却し、均質化(無圧)を行い。10℃以下で冷却保管した。

特許公報によると、32度で16時間発酵させるようです。

この時間と温度で設定し電源を入れましょう。

発酵が終わったら冷蔵庫で冷やす…のだが問題発生

ここからヨーグルトを冷やす作業なのですが、全く固まらないという問題が発生しました。

さらに追加で合計24時間程度発酵させた結果、7割くらい固まったかなぁといった状態。

思わず写真を撮るのを忘れてしまったのですが、その後の処理時に撮った写真がこちら。

ホエーがかなり多く中途半端にしか固まらなかった上、味が美味しくない…正直我慢しないと食べれないレベルでした。

尚、失敗したヨーグルトの処理方法は後日時間がある時に記事にする予定です。

温度を変えて再挑戦

念のために特許とは違う温度を設定して再び作ってみます。

温度は汎用性が高い43度に。

時間は変わらず16時間でやってみました。

結果

完全に失敗です。

今度は少しも固まらずとろみがある感じ、味は1作目よりマシだが相変わらず不味い。

撹拌させなかったのがいけないのか、ドリンクタイプだからいけないのか、そもそも家庭で発酵させるのが難しい乳酸菌なのか、いろいろと検証の余地がありそうです。

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自作iMUSEヨーグルトの個人的評価

☆☆☆☆☆

  • 固さ

★☆☆☆☆

  • 酸味

☆☆☆☆☆

  • 乳清(ホエー)の量

★★★★★

一応1作目で評価しました。

はっきり言って食べるに値しないですね。

ホエー独特の風味が強くして甘みはほぼ無い状態でした。

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さいごに

市販のヨーグルトの中では個人的に一番自作したかっただけに悔しい結果となりました。

他のサイトやブログを調べても自作のiMUSEヨーグルトは上手く作れていないようですが、ある程度固まったと書いているところもあったので何か特殊な条件があるのかもしれません。

もし挑戦してみた方がいたら成功・失敗問わずぜひコメントにて情報いただけるとありがたいです。

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コメント

  1. すずきしんじ より:

    読ませていただきました。
    けっこうイミューズは苦労されている方が多いようですね、
    私はヨーグルトメーカーで固形タイプのものを使用しました。
    温度は40度 8時間です。
    問題なく固まっておいしくいただいています。
    お試しください。

  2. かめこ より:

    はじめましてですm(_ _)m
    特許公報を見るという発想に感動しました!
    うちも普通に43度8時間でできてしまいましたが、それは乳酸菌は増えてないかも?と思いました。
    乳酸菌をとるか、ヨーグルトとして食べるか、なのか、、、、

  3. おーの より:

    プラズマ乳酸菌ヨーグルトの自作を検討しており、条件を検討中のものです。
    ヨーグルトは一種類の乳酸菌でできるわけではなく、ヨーグルトとしてかためるのは主にサーモフィルス菌の役割といわれています。おそらく「プラズマ乳酸菌」と「サーモフィルス菌」の至適培養条件が大きく異なることが失敗の原因ではないかと考えています。
    プラズマ乳酸菌は32℃前後、サーモフィルス菌は40℃前後なのでしょう。
    両方をうまく増やす(プラズマ乳酸菌は死菌でもOK)ためには、例えばオリジナルのヨーグルトを半量使い当初32℃で12時間くらい培養し、その後残りのヨーグルト半量を加え6時間くらい40℃で培養するのが良いかもしれない、と考えています。牛乳の追加はどうしたものか・・・。まだ試していません・・・。
    いわゆる二段階発酵が必要なのかもしれません。

  4. SATO より:

    角形の容器にヨーグルトを作るタイプ(牛乳パックは使わない)のヨーグルトメーカーを使用しています。成分無調整豆乳1L(マルサン:少し柔らかい、紀文:硬めに仕上がり) 培養温度は38度 3時間で固まります。オリジナルと比較して、酸味が少なく、風味は近い仕上がりになります。記事を拝見しますと、設定温度が高すぎるようですね。32度で挑戦してみます。